みんなで取り組んでいます…口腔ケア!

口腔ケアとは

口腔ケアとは、口腔の疾病予防、健康保持・増進、リハビリテーションによりQOLの向上をめざした科学であり技術です。
具体的には、検診、口腔清掃、義歯の着脱と手入れ、咀嚼・摂食・嚥下のリハビリ、歯肉・頬部のマッサージ、食事の介護、口臭の除去、口腔乾燥予防などがあります。


歯科衛生士と
歯科衛生士と訪問看護師
民生委員から情報を 介護支援専門員と
歯科衛生士が、ご本人にわかりやすく説明を 管理栄養士と歯科衛生士と言語聴覚士で、歯磨きの風景を観察
介護職員が、一生懸命に
家族やヘルパーと
管理栄養士が口腔ケアを 歯科衛生士と管理栄養士が歯磨きを
保健師と歯科医師が 主治医と歯科医師が

口腔ケアと介護と地域連携
名古屋市 鈴木歯科医院
鈴木 俊夫
(日本口腔ケア学会 理事長)
●はじめに
 誤嚥性肺炎の予防、口内炎や口腔乾燥などの改善、喫食(美味しく食べられる)できる口腔機能の回復などを期待して、口腔ケアが各地で取り組まれている。
 他方、介護保険制度において、認定調査や介護サービス計画作成時のアセスメント項目に位置付され、さらに平成18年度から新設される新介護予防給付としてその適応を受けることになった。そこで、今回、改めて口腔ケアの定義から、口腔内の現状、地域連携、関係情報、さらには課題について述べてみる。

●口腔ケアの定義
 山中克巳は“口腔の疾病予防、健康保持増進、リハビリテーションにより、QOLの向上を目指した科学であり技術である”(1994年)とし、定義を明確にした。
 広義では、フッ素塗布から、ブラッシング、うがい、清拭、義歯の保管や手入れ、摂食嚥下リハビリテーション、食介護、マッサージなど幅広く、
狭義では、ブラッシング、うがい、清拭、義歯の保管や手入れ、舌苔や口腔乾燥への対応などとしている。

●喫食障害
 喫食とは、“心穏やかに、楽しく、語らいながら、優しい、明るい雰囲気の中で美味しく食事をすること”と考えられる。“喫”は、喫茶、喫煙、満喫と使われている。
 喫食障害とは、美味しく食べること(喫食)が障害を受けることで、
具体的には、歯痛、歯牙の欠損、義歯の不適合や破損、口腔乾燥、嚥下障害、麻痺や疾病とその後遺症、不自由な身体、不安な心、冷たい雰囲気、薄暗く不潔な部屋、騒音や不自然な色、孤独などが挙げられ、それらの要因が絡み合っている。
 口腔ケアは、『喫食障害を、関係職種が、連携を図り、取り除いていくこと』 ともいえるのではないだろうか。

メールアドレス tsuzuki@dental.email.ne.jp
ホームページ http://www.ne.jp/asahi/suzuki/dental-clinic/

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(飛騨口腔保健協議会の資料から 2005.8.)